今日は、メトロノームの歴史を少しみていこうと思います。
メトロノームは1812年にオランダのD.ウィンケルによって
発明され、1816年に特許を取ったJ.メルツェルによって
精力的に拡販されました。
その立役者となったのが「ベートーベン」です。
この時すでに、難聴に陥っていたベートーベンは
目でテンポを確認できることはとても助かることだったようです。
実際、ベートーベンは、過去に発表した曲についても
新聞でテンポを公表しました。
しかしながら、最後までテンポをつけることが出来なかった
曲もあったようで、このあたりがクラッシックの秘密を紐解く
キーワードになっている気もします。
さておき、メトロノームが広まったことが
現在の音楽の在り方を決めた大きな要因になっています。
例えば、レコーディングなどでも
クリックを流しながら録音をすすめることで
各楽器の同期をはかり、自由に編集を行えたり。
あるパートだけ録音し直す場合でも、
クリックがなっているから、差し替えが容易にできるように。
これにより、商業音楽はより大きな発展を遂げました。
余談ですが、スティーブ・ガットはジャズを演奏するときだけは
クリックを流さないそうです。
これは、彼のレコーデイングを行った
エンジニアさんから教えてもらった話です。
そして、スティーブ・ガットは言ったそうです。
「ジャズはそういう音楽ではないから」
と、、、当時は、この言葉にも「??」がいっぱいでした。
と、今日はこのあたりで!!
次回は、リズムについてもう少し具体的なことを書いていきます。
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