前々回の記事で「揺らぎ」について少し書きましたが
揺らいでいると言っても、全く不規則ではありません。
自然界の揺らぎは不規則に見えて、その中に規則性があります。
雪の結晶
亀の甲羅
蝶の模様
蜂の巣など
自然界の中には、揺らぎの中にありながら沢山の規則性が存在しています。
では、ジャズのリズムの規則性はどんなものかというと
まず、1拍目が、メトロノームよりもかなり前にあります。
その位置があまりに前過ぎて、前の拍をレイドバックさせてる
と勘違いするほどです。
2拍目は、メトロノームに近いところに戻ります。
3拍目は、また前にぐっと出ますが、1拍目よりは後ろ
4拍目は、最もメトロノームに近い場所に戻りますが、それでも前にいます。
さらに、この揺らぎをもとに
ベースやドラムなどがそれぞれ、少しだけずれた位置で演奏しています。
昔の音源を聴いているとベースが少しだけ前にいて
ドラムのハイハットが「ンチッ」と少し後ろに聴こえてきませんか?
音源は、「Lester Young」 の「Our Love Is Here To Stay」です。
ぜひ、音源に合わせて、拍の揺らぎを意識してカウントをしてみてください!
そんなことで、See You!
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